江戸時代から増改築を重ねて長く住み継がれた古民家のリノベーション。
施主のT様の「古いものを残しつつ耐震性・断熱性を重視した快適な住まいにしたい」という希望に応え、職人さんたちが工夫を重ねて完成しました。
古民家の重厚な木構造を活かしつつ、機能的で明るい大空間。古い欄間や建具を再利用したセンスのよい上質な住まいになりました。
担当した棟梁は「T様が信頼して任せてくれたので仕事がやりやすかった。今までで一番いい家ができました。正直やり遂げられてホッとしています」と感慨深そうに工事を振り返ります。
コーディネート | すまいポート21アミューあつぎ |
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設計・施工 | アトリエ CONTINUE / 有限会社神崎工務店 |
家族構成 | ご夫婦 |
敷地面積 | 896.97㎡(約272坪) |
延床面積 | 99.4㎡(約30坪) |
区分 | |
設計コンペ開催日 | |
竣工日 | |
掲載日 | 2025年03月18日 |
昔ながらの家の作りを残していた自宅は、耐震・断熱の不安と使い勝手の悪さが問題でした。
そこで老後の安心・安全で何より快適な生活を考えリフォームを決めました。
神崎工務店さんとコンティニューさんにお願いすることにして、打ち合わせ毎に希望が実現していくことを体験しました。
また、建築の最中でも新たな提案にも快く対応していただき、完成を待ち遠しく思っていました。
完成した家は、古い家の証を残しつつ、機能的で十分期待に沿った出来上がりになりました。
建設に携わった方々、職人さんに感謝申し上げます。
耐震診断結果による耐震改修工事の実施で、古民家のイメージを残しながら安心できる住まいに生まれ変わりました。
木造住宅と相性の良いセルロース断熱材を天井、外壁、床に隙間なく施工し、樹脂ペアガラスサッシと合わせてZEH相当の断熱性を確保して、開放的で快適な住まいに生まれ変わりました。
内装は古民家としての歴史を感じる柱、梁、欄間を見られるように残しながら、床の無垢桜フローリング、天井、壁は紙クロス仕上げで和モダンな古民家にリノベーションしています。
「お施主様がイメージどおりの生活空間で喜んでいるとのことで、古民家リノベーションに携われて良かったと思っています」
令和6年8月に着工し約半年かけてリフォームを行いました。
施主様にとっては梁一本、建材一つ一つにご先祖さまからの思い出があります。
長い年月を経て傷んでいても残したいものは加工して別の場所で活用するなど、ご要望を極力叶えつつ建築基準もクリア。
防震かつ透明感のある広々として家に生まれ変わりました。
弊社としても良い経験をさせていただきました。
瓦屋根の落ち着いた和風の外観でした。
白い塗り壁にこげ茶色の柱のコントラストが美しい外観に
昔ながらの引き戸の玄関。
片開きドアの横に縦長の窓を配置して明るい玄関になりました。
改装前も欄間のデザインがおしゃれな玄関でした。
片開きドアの横に縦長の窓を配置して明るい玄関になりました。
廊下を挟んで和室が4部屋あったスペースが広いリビングに。
奥様が厳選したファブリックが部屋の雰囲気にマッチして高級感を醸し出しています。
広々としたカウンターのキッチンは収納量もたっぷり。窓から庭も眺められる明るい空間です。
リビングと玄関ホールを仕切っている欄間や建具は再利用したもの。夜の明かりが漏れる様が何とも美しく幻想的です。
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